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防火アドバイザー研修@和歌山市消防局

和歌山市消防局にて防火アドバイザー研修を受講してきました。


全国の住宅火災での犠牲者のうち、
なんと約7割が65歳以上の高齢者なんだそうです。

しかも年々住宅火災発生件数は減少傾向にあるのに、
住宅火災による高齢者死亡者数は増加傾向にあるそうなんです。
また、住宅火災の死に至った原因の第1位は「逃げ遅れ」だそうです。
病気などで身体が不自由であったり、熟睡していたり、消化しようとして・・・等。
その「逃げ遅れ」を防ぐために住宅用火災警報器の設置が義務付けられたそう。

高齢者の場合は体力・判断力の不足も原因のひとつ。
そして使い慣れた古い暖房器具等を長期使用しているのも火災発生の原因のひとつです。
また、電気器具でも火災は発生します。
直接火を使わないから大丈夫、ではないのですね。


チェックポイントとして、

●差込プラグはコンセントとゆるみないか、清潔か

●コンセントを抜くときはプラグ本体を持って抜くこと

●コードはねじれたまま、束ねたまま使用しない

●使わないプラグは抜いておく


コードを椅子などで踏みつけたりしていませんか?

実際の実験映像を見せていただきましたが、本当に火は怖いです。

火は燃え始めると12分で劇的に変化します。
煙が出たら瞬く間に着火し、燃え広がります。

暖房器具などは説明書を読んで正しく使用し、
火災警報器が設置されていないお宅には設置の声かけをしましょう。

また、火災原因の第一位は放火なんだそうです。
放火犯は無期懲役か死刑になるのにもかかわらず、放火がダントツ1位なんだとか。
なので、新聞紙などの可燃物のごみを夜に出すのはやめましょう。
とおっしゃっていました。

消防局内にはいろんな体験コーナーもあり、
子供だけでなく、大人も十分学習できるのではないかなと思いました。
   

地域の皆で、特に被害者になる可能性の高い高齢者と
多く接する私たちが率先して声をかけあって
1件でも火災発生を防げるようにしましょう!



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